ナクシタモノ
「俺も探し物手伝うよ」

彼はそういうとさっきまで座っていた周りを見渡した。

とくに目立つものはないが彼女がしたみたいに這いつくばって探す。

その様子に耐えきれなくなった彼女は口を開いた。

「ねぇ、なに探しているのか聞かないの?」

彼女が彼を見つめる。

彼も彼女に向き直る。

ふーっと小さくため息をついて

「何探してんの?」

面倒くさそうな表情を浮かべ聞く。

彼女はポケットの中のものを彼の手に無理矢理渡す。

そして彼女は小さな声で言った。

「あなたへの愛情」



ナクシタモノハアナタヘノアイジョウ
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