秘密な男女

二面性

「……葵」




「それから私は学校を辞めて…高校に入るときから眼鏡を掛け始めたんだ……



眼鏡を掛ければ性格が変わるし性格ブスも直るかなってっ……」





私の目から涙がたくさん溢れ出ている




立花くんは話の途中から私を抱き締めてくれていた






「何か…ごめんな。辛いこと聞いちゃって……」




私は首を横に振る






今まで誰にも話せなかったことを話せて



少しスッキリしたような気がする







「ふっ……うっ……」




立花くんは私が泣き止むまで



ずっと強く抱き締めてくれていた





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