秘密な男女
「た…立花くん!?」




私に気づかれたからか笑い声が大きくなっている




「お…起きてたの!?」




「あ…葵の百面相が…お…面白いから…黙って見てたら、ベッドからって…!!あははは……!」




い…いくら何でもそれは笑いすぎなんじゃ……




腹を抱えるほどですか…?




私は痛さと恥ずかしさで泣き出しそうになっていた




「あ……」




立花くんはそんな私に気がつくと近づいてきて頭を撫でてくれる




「ごめんごめん。葵があまりにも可愛いから…つい……ね」




私の顔が真っ赤になる




何で立花くんはそういうの平気で言えるんだろう……





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