秘密な男女
「この資料どこにありますか?」



「会長ー。ここはどうしたら…」







ここは生徒会室



私も生徒会の一員だ





「会長。ここが分からないのですが…」




「ん?どこ…?」





そう言って近づく会長の顔




ドキッと私の心臓が脈を打つ





「ここなんですが…」




「あーそこはねー…」





会長とは竹内 修也先輩
高校3年生



長身で程よい体つきに

漆黒の髪に眼鏡をかけ

いかにも会長という風格を表している


柔らかい物腰に生徒会の中でも一番に信頼されている人だ




そして…唯一私と普通に接してくれる優しい人







その会長にー…恋をしている





私たちを見ていた他の生徒会役員は呟く





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