秘密な男女

立花くんと会長

「…………」




どうしたものか…




先生にこのノートの山を資料室に運ぶよう頼まれて数分…





いろいろな人に声をかけてみたものの返事は


「無理」


の一点張りで……






あと声をかけていないのは…




「立花くん…」




と周りの子達





立花くんの周りにはいつものように人が集まっている







「……は無理か」




立花くんとはあの時から話していないし



妙に避けられている…ような気がする






ー…ズキッ




心の奥底で何か響いたような気がしたが



ー…私は気にしないようにした




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