辛い時こそ彼の隣
壊れてしまった友情。



「相沢!!廊下を走るなー!」

「先生!!颯見ませんでした!?沢田颯!」

「いや、見てねーけど。」

「ぅうー"んもーいい!!」


「だから廊下を走るなー!!!」



先生の言葉をスルーし、
私は颯を探し続けた。



多分…後で叱られるんだろうな…




「うわぁ!(>д・)∑あっ!菜夕!!」

「林花…ゴメン(汗)」

「どうした~!?そんなに焦っちゃって。」

「林花、颯見なかった??」

「あぁ…颯なら教室にいたよ!」

「ホントにぃ…??」

「ぅん…けどなんか、携帯パカパカやっててちょっと落ち着きなかったような気がしたけど…。」



携帯パカパカとか…
どうしたんだろ…


「林花ごめん!私行くね(汗)」

「待って菜夕!バスケのことで話が…」

「ホントごめん!!後で聞く!」




そう言い、
3階にある教室までダッシュした。


< 8 / 10 >

この作品をシェア

pagetop