貴方の隣はいつも!?



「ここ。俺の部屋。」



ー…ガチャ



「うわー。広いねぇ…。」

「そうか?まぁ、適当に座って。紅茶かお茶どっちがいい?」


「あっ、紅茶で。」


「了解。」



ー…バタン



久しぶりの翔の部屋…。
棚の位置とかは変わっているけど…って
私はストーカーかい!



「お待たせ…。大丈夫?」


「うん?大丈夫だよ?」


何かしてたのかな私…。



「そう。そだ、あの女の子何て言う名前?」


「あの女の子?」


誰の事だろ?



「あの髪の毛の長くてキレイな子。」


「あっ、あやっぴーの事?」


「あやっぴーって誰?」


「北条絢香。成績優秀だよ。」


「絢香っていうのか…。」


何かあったのかな?


「何かあったの?」


「ん?裕也の自慢の彼女らしいから名前知ろうと思って。」



「うん。あやっぴーは可愛いもん。男子にモテモテだよ…。それに比べて私は…。」


話してると何だか自分が可哀想で泣きたくなる…。


「茜もふつーに…」





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