日々

事件はそう…、
ある日のお昼休みのご飯TIMEで起こった。



里桜
「雅紀、ご飯美味しい?」


雅紀
「おう!」


里桜
「…雅紀ってさぁ…、天然だよね」


雅紀
「はぁ?違うしっ!!」


里桜
「ええー。雅紀は天然だって!!」


雅紀
「違うっ!」


里桜
「いい雅紀?
天然の人は自分が天然だって
認めないんだよ?
ハリケーンの相川ちゃんとかさ」



里桜のこの言葉には、
たくさんの思惑があることを
雅紀はまだ知らない…。



雅紀
「じゃあ、俺天然〜」


里桜
「(掛かった!!)」



雅紀はその思惑に
まんまとハマることになる。



里桜
「そうだねぇー。雅紀は天然だね♪」



里桜は黒い笑みを浮かべ、
子どもを諭すように言った。



雅紀
「!?…酷いッ!!ゆーどー尋問ッ!!」


里桜
「やっぱり天然じゃん♪」



里桜は満足したようににっこりと笑う。



雅紀
「わぁーん(泣)
美桜ー!!慎也ー!!陽亜菜ー!!」


里桜
「美桜も慎也もいないから。
それに居たとしても、
笑ってみてるだけだって。
まぁ、陽亜菜はいるけど………」



2人の視線が陽亜奈に移る。



陽亜菜
「(黙々と絵を描き中。)」


里桜
「…ってコトだから、諦めな(笑)」





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