日々

帰り道。駅に向かう、
雅紀、慎也、里桜、美桜の一行は、

いつものように、騒いでいた。



雅紀
「なー、そろそろ返してくれよ〜」



そんな中俺は、
定期を里桜に強奪…ごほん。
没収されて若干拗ねている。


なぜ、このようなことになったのか。


話せば海より深い壮絶な理由があるのだが、
長くなるので省略する。ごめんな。


里桜
「私が簿記試験の結果を聞きに行ってる間に、先にご飯を食べた罪は重いのよ」


美桜
「みんなお腹空いてるのに
抜け駆けは駄目だよね〜」


慎也
「ね、里桜。その定期貸して…!」



女子2人が俺を咎める中、
慎也がそれはもう、珍しく
目をキラッキラさせていた。







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