日々

それは里桜がクラスメイトと
廊下を歩いていた時のクラスメイトの
一言から始まった。


里桜
「あっ…!!」


「どうした??」


里桜
「慎也に用があるんだった!!
三組についてきてくれない?」


「いいよー♪慎也君に何の用なの?」


里桜
「教科書返してないの」


「そーなんだ!」


里桜
「じゃあ、行こー♪」


――――
――…

―――ガラガラ

里桜
「慎也??」


慎也
「なに?」


里桜
「はい、返す。ありがとね♪」


慎也
「いいよー」


里桜
「じゃあねー」


慎也
「んー」



―――――
―――…


里桜
「ごめん、おまたせ〜」


「いいよー、戻ろ!!」


里桜
「うん!」


「……しんにゃん」


里桜
「………は!?」


「え?いや!慎也君って、
しんにゃんって響き良くない!?」


里桜
「あははは!!なにそれ!!
似合わなーい!!」


「そう?これから“しんにゃん”って
呼ぼうかな(笑)」



里桜
「いいと思うよ(笑)
どんな反応するか見てみたいし」


「じゃあ、会ったら言ってみよ♪」



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