隣の席の俺様ヤンキー【完】

これってちゃんとあたしを彼女って認めてくれたってことだよね?


放課後に彼氏の家でまったりした時間を過ごすのがあたしの長年の夢でもあって。


お菓子買っていこうかな。


二人でDVDを借りてみるのもいいかも。


二人で体をぴったりとくっつけてDVDを見るなんて最高すぎる!!


なんか、想像しただけで胸がドキドキしちゃう。


だけど、期待に胸を膨らませているあたしに魁一はこう付け加えた。


『俺は一回忠告したからな』


『へっ?忠告?』


『俺、お前のこと襲うかもよ?』


って、お、お、襲う……!?


そ、それってまさか……――。


『来るならそれなりの覚悟で来いよ』


そう言ってニヤッと笑った魁一があまりにもかっこよくて。


魁一はどんな表情でも様になる。


あたしは何も言えずに、ただただ黙って頷いた。
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