地味っ子?奮闘記

♪♪♪ ♪♪♪

「はい」

「大丈夫か?何回も電話したんだぞ」

優しい蓮の声が・・・

外は真っ暗で、時計を見るともうすぐ日にちが変わろうとしていた

「さく?」

「れ・・・ん・・」

「ごめんな。すぐに駆けつけられなくて。」

「・・・そんな・・・ぶ「それでもだ。」」

「ヒック・・・」

「また、一人で泣かしてしまったよ。大丈夫か?」

「・・・じゃない。」

「・・・なに?」

「だいじょうぶじゃないよーーーーれんーーーーーー」

「・・・・あの時とは違う。・・・みんながいる・・・

なぁ、さく。俺が帰るまで、みんなに頼れ・・・」

「・・・・・」

「きいてる?さく?俺情けない。自分で守るって言ったのに・・・・」

「・・・泣かないで・・・蓮」

「・・・・・何でもわかるんだなぁ。お前には・・・」

「・・・泣かないで・・・私・・・みんながいるから・・・

蓮の帰り待ってるから・・・」

「あー気をつけろよ。明日から、あいつら、なるべく学校行くって

言ってくれたから・・・」

「うん。ありがと。蓮」


「じゃーもう寝ろ」

「うん。おやすみ。蓮」

「おやすみ。さく」
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