地味っ子?奮闘記

んー?いい匂い

グー

あっお腹がなった

ップ

エッ

勢いよく飛び起きると、

アッ

「イタタタター」

「コラ。気をつけろよなぁ。心配ばっかりかけやがって」

「あれ?病室?」

「俺がうたたね中の姫を、ベットにもどしたの!!分かりましたか?」

「あっ。そういうこと・・・・」

「あんなとこでねんなよなー風邪ひくだろうが?熱出たら怪我にも悪い」

「はーい。でもね、雲見てると、自由で気持ちいいんだ。」

「あー昔から、お前そうだったね。って、お腹すいてんだろ?とって

来てやるから待ってろ」

「うん。ありがとう」

「どういたしまして。じゃーご褒美」

ご褒美?蓮が近づいてくる

キスだ

あれ?

んーんーんー

息ができない・・・・

空気を求めて唇を緩めると、な・な・なに?

舌が・・・・蓮の・・・舌が・・・入ってくる

離れてくれない蓮

長いキス

「んーーーふぁーーーんーー」

息しようとしたら、変な声出てるし

どーしよー?



ガラ

「さくちゃん、しょくじ・・・・」

パッ


「ふふふっ。ごちそうさま。さくちゃんは、いただきますね」

そう言うと、看護師さんはトレーを机に置いて、何事もなく

出て行った

「さく。ごはん」

「うん」
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