地味っ子?奮闘記

「たまたまだったんだ・・・」

康介は、たまたま事務所に顔を出していた

ついでに、社長室に行ったとき、出版社の人とすれ違った

おやじに、話を聞くと・・・・桜をモデルにしたいと依頼を受けた

そう言われ、この世界に興味がない妹を・・・両親がわからなかった

俺は、反対した・・・・桜には桜の世界があると

芸能界だけが、光じゃないと・・・そこには、憮然とした両親

話は進まず、号を濁した俺はまたちゃんとすけさんを呼び出した

話を聞いた二人は、俺の味方になってくれた

それでも、折れない両親・・・・・・

話し合いは平行線・・・・・・そこで・・・・

またちゃんが、桜に直接、選ばせようとなり

次の日、この5人で桜に話をすることで・・・・お開きになった

俺は、安心して仕事に行った





夕方6:00

「ただいまっと」

ん?何か変だ。おやじとおふくろの靴がある

両親はほとんど帰宅しない

仕事が忙しいから、仕方ない

それに・・・リビングから叫び声

俺は走った

「芸能人じゃない私は、この家の子供じゃないの?」

そこには、普段泣かない妹が、大声を上げ号泣する姿

呆然とした・・・・両親は約束を守らなかった

俺と目があった桜は、リビングを飛び出し、そのままいなくなった


俺は、オヤジを殴った・・・・・・

そんなことをする前に、追いかけるべきだったのに・・・・・・・・・

< 63 / 126 >

この作品をシェア

pagetop