ハツ彼 は、ハーフな年下さん。(完)
「いっらっしゃいませ‼」

笑顔を振りまいた。

そこに、足の悪いお婆さんと娘さんがやってきた。

扉を開けて、1番近い席に誘導すると


「いつも、ありがとうね。」

お婆さんは、覚えて居てくれたらしい。

「優しいのね。なのはちゃん、ありがとう。」

娘さんも。


「いいえ。私にも、お客様みたいなお婆ちゃんが居るので…他人事とは思えなくて‼」


「優しいお孫さんで、なのはちゃんのお婆様は羨ましいな。」


「そんな事ないですよー。では、ごゆっくり」


その場を、去ろうとしたら

窓側に、座っている眼鏡を掛けたイケメンがこっちを向いてぼーっとしていた。


気まずいので


取り敢えず笑顔で会釈した。


そして、昼になり…


忙しくなっている頃に、


たまたまレジに入ったのが、さっきのイケメンだった。


手も、男らしいけど綺麗で…



私好みのだったが…



忙しいから、それどころじゃ無かった。




「ありがとうございます。」

「ご馳走様でした。」

声も、某エロボイス声優様顔負けですわー。



今日は、運が良いわ。




そして、私は呼ばれお客さんの所へと向かった。





















「可愛い…」


イケメンが、顔を赤らめて私を見てるとは思いもしなかった。冗談抜きで(笑)
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