マイルド・ガールとワイルド・ボーイ3
暫く経って、片付けは全部終了。


「お疲れさん。助かったわ」


図書室のイスに腰かけている幹居の頭を撫でると、また赤くなった。


1日で何回赤くなるんだコイツ……


でもまぁ、カワイイからいっか♪

(↑マジでSだね、アンタ)


「ど、どういたしまして……//////」


「まさかお前が手伝いに来てくれるとは思わなかったぜ。オレ嫌われてる思ってたから」


若干苦笑い気味に呟くと、幹居がハッとした様にオレの顔を見た。


「―――じゃないよ」


「えっ?今何て言った?」


「…嫌いじゃ……ないよ………」
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