マイルド・ガールとワイルド・ボーイ3
全部を理解した瞬間、一気に体温が急上昇。


「紀右超カワイイーーーーッ♪」


「キャアアアアアアッ!?」


嬉しさや何やらでハイテンションになって、勢いよく紀右を抱きしめた。


ああもう!なんだこの子!マジでカワイイ!!


オレいつかキュン死にさせられそうだ!でもそれでもいっか!

(↑いいんかい!!)


「ちょっと楓、苦しい…んっ……!?」


どうにかオレの腕の中から顔を出せた紀右に、すかさずキス。


リンゴ化した紀右へ、最大の微笑みをプレゼントした。


「安心しな。オレはお前だけだから」


「……私も」
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