桜唄*大好きな君に贈る唄*
*プロローグ*



桜の木が道を桜色に染める
暖かい風に乗って桜が舞う季節

私は貴方に出会えた

「ふぁーあ」

「何ー??夢姫、眠いの??」

「眠いよ〜〜だってまだ7時じゃん!!!」

「はぁ!?何言ってんの??もう7時だよ??」

「まだ寝てる時間だもん」

「まったく夢姫は……」

「那美とは違うんですー!!」


私は横尾夢姫(よこおゆうり)
今年から高校生だ
今は学校に向かってる途中で
隣に居るのは
私の幼なじみの儘田那美(ままだなみ)
那美とは幼稚園からずっと同じ所に通ってる

そして今日から私たちは
『桜ノ宮学園』の生徒だ
この学園を選んだのは
桜が大好きだからって理由…
それに付き合ってくれた那美……
那美は世界で一番大切な親友だ

「ほらっ!!夢姫!!早く行くよ!!!」

「あっ!!待ってよ〜〜那美〜」

これからどんな事が待ってるか
楽しみだなぁ!!!



< 1 / 5 >

この作品をシェア

pagetop