彼に出会った1年間
∵3章 紅葉の季節

風が冷たくなり
周りの木々は暖かな色に変わった。

通学路は赤や黄色、オレンジに包まれ
朝から気持ちが明るくなる。

こんな秋にはジンクスが存在する。

我が高の一番綺麗だと思う色の木の下で
告白を成功させると幸せになれる

っというもの。

幸せの範囲はわからないけれど
もう1年生きられるのなら
私にとっての幸せかな。

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