空に太陽があるかぎり

私は、別れに相応しく


色も華もない化粧を完成させ、


横にいる『彼』を見た。


──今にも動きだしそうな…


そんな事を思って、また涙が溢れた。

< 6 / 13 >

この作品をシェア

pagetop