空に太陽があるかぎり

「ちわっす!」


私の悲壮感とはうってかわって、やけに爽やかな声。

私に気を使っているのだろうか。


それとも─


仕事だと割りきっているのだろうか。─


「こちらです…。」


私は『彼』の所へと案内した。

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