† of Pupil~瞳の魔力
「どうしてっ、賢一……なんで、どうして……どうして!」
「実のない話は嫌いだと言ったはず。実のある質問をしたらどう?」
「っ」
こちらと六条の千里眼とを交互に見やり、ついに、彼女は『目』だけへ視線を注いだ。
彼女は震えていた。
「賢一……それは、『目』だね……? そう、千里眼かな……?」
《うん……》
宙に固定されている眼球が、するりと大竹へ向く。
彼女の肩はガタガタだ。
「どうして……いったいいつ、なぜっ、『目』をつけたの!? 『目』の覚醒くらいはあたしも知ってたよ。けど、なぜ『目』を……今君は、あたし達の会話を聞いたね? あたしが十年をかけてきた今までを、人の秘密を、すべて聞いたね!? 教えたくはなかったのに!!」
《ごめん……》
声を湿らせる大竹を見ながら、なんとはなしに、六条も罪だと思わざるを得ない。
無知は罪じゃないと? 現にこうして、罪が起こっているのではないだろうか。
大竹の気持ちなど、わかりたくもないが。
「実のない話は嫌いだと言ったはず。実のある質問をしたらどう?」
「っ」
こちらと六条の千里眼とを交互に見やり、ついに、彼女は『目』だけへ視線を注いだ。
彼女は震えていた。
「賢一……それは、『目』だね……? そう、千里眼かな……?」
《うん……》
宙に固定されている眼球が、するりと大竹へ向く。
彼女の肩はガタガタだ。
「どうして……いったいいつ、なぜっ、『目』をつけたの!? 『目』の覚醒くらいはあたしも知ってたよ。けど、なぜ『目』を……今君は、あたし達の会話を聞いたね? あたしが十年をかけてきた今までを、人の秘密を、すべて聞いたね!? 教えたくはなかったのに!!」
《ごめん……》
声を湿らせる大竹を見ながら、なんとはなしに、六条も罪だと思わざるを得ない。
無知は罪じゃないと? 現にこうして、罪が起こっているのではないだろうか。
大竹の気持ちなど、わかりたくもないが。