流れ星の夢


「奈乃華さん、もう一つ、腫瘍が脳に見つかりました。」


「そんな…!」



病はあたしの体をどんどんむさぼる。


その結果、あたしの体はどんどん貧弱していった。



今日は10月1日。


余命宣告を受けてから、6ヶ月だ。


その余命宣告では、今月いっぱいぐらいまでしかあたしは生きられないと言われていた。



「奈乃華さ~ん。体温計りますよ~!」



今あたしは再び入院生活を送っている。


前よりも体重は落ち、痩せた。


「は~い、体温はと…うん、大丈夫みたいですね!じゃあ何かあれば呼んで下さいね!」


「ありがとうございます。分かりました!」



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