向日葵の笑顔






「関係ある。もう今ここであんたと関わった俺は部外者じゃない。そんな辛そうにしてるやつほっとけないだろ!!」


気づいたら怒鳴っていた


普段あまり感情的にならない俺がらしくないことをした


…それもこの向日 葵のせいなのだろうか


葵は反論するのを諦めたようで勝手にしろと言った




これから先、俺はこの無表情かつ訳ありの姫の笑顔を取り戻すことにした


それに葵といると俺自身変われる気がしたから



…気がしただけだけど





< 32 / 34 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop