前途多難な彼女と彼氏①
「じゃ、俺かえるわ」


「え、あぁ、じゃぁな~」


「はぁー・・・」


「あのぉー・・・」


「・・・・・・」


「あのぉー・・・」


「何?」


「彼女っているんですか?」


「いるけど・・・。それが?」


「そうですか・・・」


「その人やめてあたしと付き合いませんか?」


「は?意味わかんねぇ」


「私と付き合って下さい!」


「いや、彼女以外の女眼中ないから」


そういい残してその場を去った。
いつもなら門の前で待っててくれる未来が今日はいなかった。


どうしたんだ・・・?


周りを見てみると・・・


あ、あれ未来じゃね・・・?
何であんなとこに隠れてんだ・・・?


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