BRACK☆JACK~本章~
「痛かったでしょ~、これ、案外重いのよ? だって」
ミサトは立ち上がる。
その手には、女性が扱うには大きすぎるくらいの銃が握られていて。
「こんなの入ってるんだもん」
がぁぁん、と一発、空に向けて銃を撃つ。
怯んだ男たちは、一目散に逃げていった。
「あぁ…やっぱ危険な街なのね、ここは。女の一人歩きは良くないわね」
大袈裟にため息をついて銃をナップザックにしまおうと思い、だがやっぱり思い直して、ミサトは目的の店である“アゴーラ ”という酒場を探すことにした。