恋せよオジョー!


「あ・・・い、いえ・・・・」


「めずらしー。ハルが謝るなんて」


「い、今のは僕がちょっと悪かったかなって思っただけだし」


「へぇー」

ニヤニヤと意地悪そうな顔をする蓮。


そのまま10分くらい歩くと、学校らしきものが見えてきた。


そのまま、校門をくぐる。


「こ、ここが恭弥さんたちの学校・・・?」


「おお」


できたばかりなのだろう。
校舎は結構新しい感じだ。


中に入ると、真っ白な廊下がわたしを出迎えた。



「じゃ、お前は教務室いって来い」


「え、あの・・・」


教務室ってどこですか、そう聞く前にもう3人は遠くの方にいた。



ポツン、ひとり取り残された。

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