君と、世界の果てで


「実は、俺も直接話をしてないんだ。

すまん、また連絡する」


『ちょっ、翼さ……』



早々に電話を切って、深音の番号を呼び出す。


このまま終われるわけがない。


深音にかけようとした瞬間、また別の相手から電話がかかってきた。


その相手は、たちまち俺の指を凍りつかせた。


< 308 / 547 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop