君と、世界の果てで


硫酸事件から、殺人未遂。


数々の悲劇に逢っても奇跡的に守られた両手。


復活した、伝説のロックスター。


俺を売り出した奴らに、そんな名札を貼り付けられて。


崇文と渚と、WORLDS ENDとして、活動している。


事件の話題性だけで、とんとんと事は運び。


不本意ながらも、メジャーデビューとなった俺達は。


話題性に敵う実力を必死につけようと努力し。


まだ、ドームとはいかないけれども。


まぁまぁ大きなホールで、全国ツアーができるまでになった。



なぁ、深音。



お前は、知ってるかな。



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