結婚しました!

「失礼ですが、私の妻になる女です。

 口説くのはやめていただきたい。」



「音々ちゃん!

 いくらなんだってこんなおじさん本気なの?」



おじさん??お前本人目の前にいうことか?


空気読めん奴だな、

それで、音々が追い出される羽目になったのか。


「八起さんはおじさんじゃありません。

 私の好きな人です。

 いくら忍さんでも悪口は許しませんから。


 ほらいきますよ八起さん。」


俺は音々に引かれて高宮家を後にした。


お、珍しい強気な音々さん…


くくっ

なんだかおかしくて笑ってしまう




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