【短編】寝ているアイツにキスをした。
「おい、柚子??来たぞ」
柚子ん家の玄関を開ける。
「あっ、樹!!お母さんもうすぐ帰ってくるから上がって待ってて」
「ああ」
「そういや、樹ん家のお母さんは??」
「お袋は今日仕事忙しいから来れないってさ。俺一人で行けって言われた」
「そっかぁ。残念」
「まあしょうがねぇよ。お袋最近忙しいみてぇだからさ」
「そうだね。なんか飲む??」
「ああ」
「麦茶でいい??」
「なんでもいい」
……柚子ん家来たのって、なんか久しぶりだな。
毎日一緒にいるとはいえ、家行き来するのってあまりないからな。
「はい」
「サンキュ」