甘いmilkchocolate~嫌いなアイツ~


「きゃぁーー!!!超かっこいい!!」

「誘っちゃおっか!!」

女子たちの甲高い声が響き渡る

「今日海に来といて正解だったよ!」

「こっち向いて欲しい~~」

そこにいたのは
堺だった

どっかのアイドルかっての・・・

私は無視し浮き輪に手を伸ばす

さぁ早く海に入ろう

そのとき

誰かに肩を組まれる

「ごめん。コイツもらってく」

「堺!!!」

「しょうがないな・・・」

と、けい

けい~!!どーいうことぉ!?!?

「みえこ、少し相手してやれ
じゃぁな~」

「ちょっと!!けい~~!!」

けいまで・・・
酷い・・・


「はぁー!?何であいつな訳!?」

「うっぜェ」

「キショ」

「あの女のどこが魅力なの?」

またまた女子たちに言われてる私・・・
何もしてないのに私って可哀想・・・

なんて堺は私を不幸にしたいのだ・・・




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