幸せの選択
「あれ?三島さん?」

今日も、何か予定がある訳じゃなく、好きな雑貨屋を見てから帰ろうと、ブラブラと歩いていた。


突破、自分の名前を呼ばれて振り返ると、長身の男性が立っていた。

彼は、中性的な顔立ちで、宝塚の男役かとも思える。



私の知り合いに、彼のような人はいない。

聞き間違えだったのかと、立ち去ろうとしたとき、

「三島さんでしょ?間違いないよね?」

再び名前を呼ばれた。
だけど、目の前の彼の口元は全く動いていなかった。

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