幸せの選択
車は、そこで急ターンして来た道を戻った。
自分の家に戻るというのに、近づくにつれて手に嫌な汗をかくほど緊張する。
さっきの恐怖も蘇ってくる
「大丈夫。俺が一緒だから」
そんな私に気付いたのか、膝の上でギュッと握る私の手をそっと包み揉んでくれた。
課長の手が暖かくて、触れているところから徐々に温まり始める。
「ありがとうございます」
「三島?無理に戻らなくてもいいんだぞ?明日改めて出直しても」
「いえ、今晩のうちに行きます。いつ行っても気持ちは同じなので」
自分の家に戻るというのに、近づくにつれて手に嫌な汗をかくほど緊張する。
さっきの恐怖も蘇ってくる
「大丈夫。俺が一緒だから」
そんな私に気付いたのか、膝の上でギュッと握る私の手をそっと包み揉んでくれた。
課長の手が暖かくて、触れているところから徐々に温まり始める。
「ありがとうございます」
「三島?無理に戻らなくてもいいんだぞ?明日改めて出直しても」
「いえ、今晩のうちに行きます。いつ行っても気持ちは同じなので」