幸せの選択
「いつから熱なの?」

「起きたら頭が痛くて…」


「クスリ飲んだ?」


「はい、飲んだんですけど効かなくて」




「どれ飲んだの?」とテーブルにあった鎮痛剤の箱を見る。





「千秋ちゃん!これ胃腸薬!薬は?」


クスリ箱を指さすと中を覗く玲衣さん



「頭痛薬無いじゃない!ちょっとまってて今持ってくるから」


「あの……大丈夫です。それより玲衣さんお出かけじゃ――」



「放っておけないでしょ!病人は余計なこと考えないで寝てなさい。ねぇ、部屋のカギどこ?勝手に開けて入るから」



カバンの中からカギを出すと「寝てるのよ?」と念を押して家を出て行った。

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