幸せの選択
パチッとウィンクして見せる河野さんに、なんと言い返したらよいのか分からず、固まっていると

キラキラ輝く切子に、トットトトと注がれる少し琥珀がかった液体


ユラユラと揺れるそれをうっとりと眺めながら、ゆっくりと口元へ持って行く

二人の視線を感じてはいたけど、早く飲みたいと思う気持ちが勝っていた。



口にふんわりと広がる甘い香り。
その後、喉にじんわりと熱が宿り始める。



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