幸せの選択
課長にときめくなんて、どうかしてる。あと少しで会社を去る私に、少し同情して誘ってもらっただけなのに


会社では見せない無邪気に笑う課長の意外な姿を見たのだって、私だけ特別なワケじゃない。


「自惚れないの!」

自分に言い聞かせて、パチンともう一度頬を叩いて、扉を開ける。




未だに大きく跳ねる心臓を、何とか落ち着かせようと、扉の外で大きく深呼吸する




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