黒姫

クラスメートが口を閉ざした隙を狙って言葉を紡ぐ。
言うこと言うまで黙らない。


「まだ暴力の跡残ってるしね。今からだって病院行けるんだから、自分の行動言動には気をつけた方が良いよ。
で、さ。まあ提案? があるんだけど。これ以上理不尽なことされてて耐えられる自信ないし、取り敢えず当事者と話をさせてよ」


どこか怯えたように見える鈴羅、複雑な表情をした真奈。
ふたりに視線を合わせてから、瑞姫はふう、と息をついた。

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