流れ星☆彡
プロポーズ
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あっという間に秋、冬、春と季節はめぐり、あたしは三年生になった。


進学を考えている紗羽と、就職しようとしているあたし。


クラスは進路別で決まるから、初めて離れてしまった。


といっても、この高校は一応進学校。


優太やあたしみたいに就職する人は珍しい。


あたしはおばあちゃんに負担は掛けたくないし、進学を考えたことは一度もない。


だから、あたしは文系の短大や専門学校を希望してる子がいるクラスに入ってる。


そういえば、あたしは死に物狂いで勉強してこの高校へ入った。


だからか、勉強はついていくのが精一杯で……


ていうか、実際はついていけてなくて、いつも赤点ばかりで、補習を受けることも多々ある。


そのたびに優太に笑われるんだ。


だけど、あたしは優太のそんな笑顔が大好きで、笑われて“イヤだ”と思ったことはない。


就職先は、事務職とかのデスクワークができたらいいなと思う反面、今のファミレスのような接客業もいいかなと思う。


ファミレスの店長やチーフは“このままうちに就職したら?”って言うけれど、どこまでほんとかはわからない。
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