強気なあたしと甘々彼氏





「違うよ……っここでヤるのは違う……」





気づいたら涙が溢れていて…





「泣いたって意味ねぇよ」




「えっ…」





小さく呟いたかと思ったら、あたしの腰の間に腕を通して抱き締める形になる。





「かずきっ……」




叫んでも止めてくれる気配はない。





溢れる涙の量は増えていくばかりで……





その間にも器用にブラウスのボタンをはずしていく。






「敦美……」




あたしの名前を呼ぶのと同時に手を止めた。






< 157 / 242 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop