森の奥の沼の話【短編】
私はその日から

沼に身を投げた日から

魔物の言う通りにした

迷い込んできた子供を、上手く沼の淵に誘っては突き落とす

恐ろしかった

何よりも

恐ろしかった

平気で

こんな事をしている自分が

とてつもなく

恐ろしかった

それでも私は来る日も来る日も、同じ事を繰り返した

私は命だけでなく

心まで

魔物に預けてしまったらしい

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