刻印を持つ古の巫女
「っ!痛い」
なんか今日はやけに右手の甲が痛む。
巻いていた包帯をとってみると痣の部分が赤く腫れていた。
こりゃあ昨日寝てるうちに打ったかな?
ん~、考えても分からん!
とりあえず冷やさないと。
「紗良様、その手の甲どうしたんですか?
赤く腫れてるじゃないですか。」
「ん~、私にも分からないけど多分昨日寝てるうちに打ったんだと思う。
私ちょっと冷やして来るからここお願いね、志貴。」
「分かりました。」