刻印を持つ古の巫女
「志貴ごめんね任せちゃって。」
「いえ、それよりもういいんですか?」
「うん。
斗真に湿布貼ってもらったし、痛みも引いてきたし大丈夫。」
「それは良かったです。
また痛んだら休んでいていいですから。」
「ありがとう。
でも大丈夫だから。」
さっきまでズキズキ痛んでたのに今は全然痛くない。
あの痛みは何だったんだろう。
「すいません、これください。」
「はい。」
いけない、いけない。
今はこっちに集中しないと。