刻印を持つ古の巫女


「達己、紗良ちゃんが志貴の角が見えるという事は…」




「あぁ、もう俺と亜樹の力じゃ抑えきれないという事だ。」





お父さん達の話を無視して私は未だに志貴の角を見ていた。




「紗良。」




これってつけてんじゃないよね?笑




「紗良!」




「はい!
てかいきなり大声出さないでよね!」




「さっきら呼んでいる。」




「えっ?そうだったの?
それはすいません。」




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