狼君と、お嬢様♪



 ん...朝...。




 頬から涙が流れるのに気付いて、手で

 涙を拭った。




「何で今頃...」



 里帆のことなんか―...。




「んんん~...」



 あ、そういえば設楽もいたんだよな。

 ってか重っ!!俺から降りろっっ!



「どけ、どけって!!」



 無理やり退かして、設楽は床に落ちる。



「酷い~...」


 またいつものように仕事場へ向かった。



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