Light of hope Ⅰ【完】
「……お前、何でここに…」
「家が近いの。たまたま通りかかったんだよ」
海斗の声はいつものような張りがなく、小さく弱弱しかった。
その様子を見て再び話しかけようと口を開くと、怒りで顔を真っ赤にした女性が怒鳴りつけてきた。
「アンタ、聞いてるの!?」
「聞いてる。……それに私は部外者じゃない。海斗の仲間だからね」
「はぁ?………あぁ、あのクズの集まりね」
仲間だと言うと怪訝そうな顔をしたが、すぐに馬鹿にしたように笑い出す。
へぇ、私の大切な仲間をクズ扱いするなんて、いい度胸だこと。