Light of hope Ⅰ【完】




「あ、後1つ……。



さっき海斗は成長してないって、守られてるって言ったけど……それは違う。



守られてるのは当たり前だよ。誰でも誰かに守られて、支えられて生きているんだから。



それに、海斗は過去と向き合えた……これを成長していないとは言わない。



自信持っていいんだよ。



もしも成長してないって思う理由が女嫌いなら訂正して。



誰にでも嫌いな物はある。海斗の場合はそれが女だっただけだから…。



女嫌いは少しづつ直して行こう、ゆっくりでいい。



自分のペースでボチボチね?」



安心してもらえるように微笑みながら諭すように語りかける。



「本当に最高だな………ありがと、今日は話を聞いてもらえてだいぶ気分が軽くなった。



それと今まで悪かったな………嫌味ばっか言って」



「気にしなくていいよ。女の私がいきなり来たら嫌で当然だから」



私でも嫌いな人が大切な居場所に入り込んできたら、拒否してしまうだろうしね。



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