Light of hope Ⅰ【完】
「由美ちゃん、その人達って強いの?」
パソコンの前に座っていた朔が、否定ばかりで話にならない蓮の代わりに尋ねてきた。
「うん、怪力馬鹿がいるから大丈夫」
「怪力馬鹿……そっか、なら気をつけて行ってね」
朔は怪力馬鹿に怪訝な顔をしたが、少し考えたあと許可をくれた。
「あ?許さねぇぞ」
「まぁ、落ち着きなって……いい話があるから」
機嫌の悪い蓮を手招きして呼ぶ。
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