Light of hope Ⅰ【完】
「由美っーーやっと起きた」
慌てて駆け寄ってきた蓮は私の左肩に触れないように、でも逃さないとでもいうように力強く抱きしめてきた。
抱きしめられる温もりに安心感を覚えながらも、蓮の言葉に違和感を覚える。
「やっと?」
さっきの掠れた声で尋ねると蓮は顔をしかめ、ペットボトルの水を手渡してきた。
「まずは飲め」
助かった……これで少しは楽になるかな。
「……生き返る」
予想通り、水を飲んだら喉が少し良くなった。