Light of hope Ⅰ【完】
「わっ、何やってるのっ」
左肩は動かせないから、右手を伸ばして蓮の手を包み込む。
すると、ピクリと小さく反応した蓮は、私の腕を引き寄せて抱きしめてきた。
「……悪い。4針も縫ったんだ」
……そういうことか。縫うほどの怪我を負わせたから……って責任を感じてるわけね。
「4針縫ったぐらいじゃ気にしないよ」
蓮の頭を撫でながら微笑むが、あんまり効果がない。
「4針だぞ?……傷跡が残る」
ずっと沈んだままだ。